なぜ、ディズニーランドは遊園地じゃないのか?

ウォルト・ディズニーがディズニーランドの構想を発表したとき、専門家はみな反対したそうです。欧米の遊園地を調査し、乗り物が少ない……維持費がかかり過ぎる……儲けにつながらない施設が多い……などの意見が出されました。投資家からも見向きもされず、成功への可能性は全くないと言われていたそうです。でも、ウォルトはこう言ったのです。

『私は遊園地をつくりたいわけではない。だから遊園地の専門家が何と言おうと関係ない』

そして、彼は遊園地ビジネスの経験者をスタッフに起用せず、映画のセット作りの専門家をスタッフに起用したそうです。なるほど、、、さすが常識破りのことを成し遂げる人は発想が違う。

あなたのビジネスは何?

疑問だらけのビジネスマンなたは自分のビジネスを何と位置づけていますか? 飲食業? コンサルタント業? 製造業? IT業? いわゆる業界というものがあり、いつの間にかその業界の慣習とか、王道のやり方に従っているのではないでしょうか?

自分を “虫歯を直す歯医者だ”、と思っている人は、虫歯の患者さんを治療したり、虫歯にならないための講演を行ったり本を書いたり、、、たぶんこういう活動に収まるでしょう。でも歯医者さんの中には他の活動をしている人もいます。

歯というのは、実は体全体の健康、そして長生きすることと密接なつながりがあるんです。そこで、虫歯を治療する専門家から健康・長生きをサポートする専門家に立ち位置を変えることができます。当然ビジネスの幅も広がります。地域で健康・長寿をサポートする活動を行ったり、同じような活動をしている歯科医以外の方とコラボレーションしてみたり、色々アイデアが出てくると思いませんか?

自分を何と定義するかが自分の活動範囲を決める

海へ飛び込むジネスに限ったことではありませんが、人は自分が持つ自分自身へのイメージの範囲内で行動します。自分はしがないサラリーマンだと思っている人は、そのイメージ通りに行動します。自分はただのパートタイマーだと思っている人は、そのイメージ通りに行動します。

心理学ではセルフイメージと呼ばれます。また、自分がストレスなく快適に過ごせる活動範囲のことをコンフォートゾーンなんて言ったりするそうです。

まぁ専門用語はどうでもよくて、要は自分のイメージの範囲で行動内容が決まってしまうのだとしたら、逆に自分へのイメージを広げることで行動の範囲が広がるということですよね。先ほども言ったように、歯科医が、“自分は歯科医だ” と思っている人と、“自分は歯の健康から長寿をサポートする専門家だ” と思っている人とでは、発想の幅、行動の幅、そして人生の幅が変わってくるでしょう。

ビジネスを成長させるヒントでもあります。今、売上が伸びない、新しい成長カーブを描けない、停滞している、と感じているなら、ぜひ1度自分のビジネスの定義を見直してみてください。現状を打開する新しいアイデアが出てくるかもしれませんよ。