なぜ、楽天のデザインは最悪なのか?

「楽天のページのデザインは最悪だ」これは先日、コピーライター同士で話していた話題です。楽天のページに持たせるべき役割は、営業マンとしてのスキルです。もしくは店員さん。ホームページの目的にもよりますが、楽天のように “販売” を目的にしているページに、これ以外の役割はありません。

そういう視点で見ると、いかに最悪かが分かると思います。例えば、、、

ごちゃごちゃしていて、何の商品か分からない

イライラする女性
ージを開いて、一番最初に目に入って来るのは他の商品のバナーです。今チェックしたら、だいぶ改善されているページもあるみたいですが、それでもほとんどのページではいきなり別の商品をアピールされます。なぜなんでしょう?

ウェブはとにかく集中力を維持させるのが難しい媒体です。雑誌や新聞を手に取ってゆっくり眺めるのとは違います。そのためできるだけ無駄なリンクや情報は省き、1 つのことを訴求し、購入までのプロセスを分りやすく示してあげることが大事です。

ですが、その原則をことごとく無視。正確な数字は忘れてしまいましたが、楽天への出品者は毎月 相当な割合(7割とかだったかな……)の店舗が入れ替わっているとか・・・それだけ採算の取れない人がたくさんいるということですね。

実店舗への来店と、ネットショップへの来店ではまったく意味が違う

オンライン オフライン
ョッピングカートに色んな商品を入れてもらうのを狙ってるんでしょうか? 色んな商品を見せて、色々買ってもらいたい、と考えているのかもしれません。確かに、楽天側としては色んな店の色んな商品を買ってもらえればいいわけですが、出店者側としてはどうでしょうか?

何より自分の店で買ってほしいはずです。モールに出店している他のライバル店に行ってほしいなんて考えている販売者はいないでしょう。であるなら、自分の店の自分の商品を、しかもできるだけ 1 つに絞った商品を、来店したときにすぐに買ってもらえるようなアプローチが求められます。

それはページをシンプルで分かりやすいデザインにし、かつセールスプレゼンテーションの役割を持たせた内容にすることで実現します。

もしくはダイレクトマーケティングを取り入れる

れは楽天のようなモール出品はやめて、自分でネットショップを運営しようという場合のマーケティングです。ウェブページからの離脱率は非常に高いです。あなたのお店に訪問してくれたとしても、すぐに別の店、別のページへ行ってしまいます。ですので、すぐに何かしらアクションを起こしてもらい、購入・個人情報登録・問い合わせなどにすぐ結びつくようにした方がいいのです。

実店舗の場合だと、1 度お客さんに来店してもらえると、高確率でクロージングできるという人も多いですよね(そのため、なによりも来店させることに力を注いでいるわけですが)。仮にその時は帰られたとしても、お客さんの情報は手にしているはずですし、後からフォローアップすることができます。

一方ウェブだとそれは期待できません。別の店に行かれてしまうと、もう戻ってくる可能性はかなり低くなります。なので、まずは顧客情報を残してもらうことに徹するという戦略を、うまくいっているネットショップは取り入れているようです。

ごちゃごちゃしていて、購入ボタンが分りにくい

MacBook Airの画面を凝視する男
売者にとって、お客さんに最終的にとって欲しい行動は “購入ボタンを押してもらうこと” のはずです。楽天のページでいうと、ショッピングカートに入れる、になるでしょう。ですが、このボタンがとにかく小さい。配色的にも全く目立ちません。慣れていない人はもちろん、楽天をよく利用する人でさえ、注意してスクロールしないと見逃してしまうほどです。

いったい何を狙って、こんなボタンの配置やデザインにしているのか、はなはだ疑問です。何かお客さんに取ってほしい行動があるなら、それを取ってもらう事に最大限の力を注いだ方がいいのではないでしょうか? つまり、カートに入れるボタンを押してもらうために、どういう設計にするのかを考えるべきなのではないでしょうか?

楽天が優勝して、せっかくセールスのチャンスですから、もっと売れるページにしたらいいと思うんですが……どう思いますか?