続・広告制作を依頼するときの注意点

前回に引き続き、今回もこちらの質問がテーマです。

広告やネット集客についてお聞ききします。

①広告集客について

広告を新聞折り込みで配布したいのですが費用対効果が優れた広告作成をしてもらえる会社を教えて下さい。持論ですが集客=露出数×デザインです。デザインも確かに重要ですがそれ以上に集客するために店舗の強みをうまく表現したり来客に結びつくような仕組みを上手に掲載してくれるような会社がいいです。

〜省略〜

ヘアサロンの集客です。

ターゲットとなる見込み客を動かすメッセージが必要

メッセージ問文中にある 2 つのポイント、「店舗の強み」「来客に結びつくような仕組み」というのは確かに重要です。どちらも広告には必須の要素です。ですが、ここで「表現する」とか「上手に掲載」という言い回しを使っているのが気になります。

なぜなら、店舗の強みも仕組みも、根本的には表現方法の問題ではないからです。

広告作成時に押さえておかなければならない 3 つのポイント、「誰に」「何を」「どうやって」の内、「何を」の部分ですね。ここでどんなメッセージを広告に盛り込むのかということを考えるわけですが、重要なのは言語表現とか、この質問文中にあるような言葉的匠表現などではないわけです。

強みがあるのかないのか、それが問題だ・・・

力強い男の子在しないものを、なんか言葉巧みに存在するかのように表現することを広告だと思っている人がいます。口のうまいセールスマンのように、なんかうまいことを言っているのが良い広告だと思っている人がいます。

でも存在しないものをあるかのように表現するのは虚偽です。もしくは誇大。クリエイティブでうまいことを言っても、集客とは関係がありません。

強みを打ち出すのは確かに必須要素ですが、まずはそれを用意しなければなりません。強みがあるなら、別に言葉の表現方法などたいした問題ではなくなります。ちゃんとお客さんに伝わるようにメッセージをつくればいいだけです。小学生にも理解できるような日本語表現で OK です。

つまり、広告をつくる人の仕事は、その強みを見つけるか、なければ作ることです。

来店につながる仕組みとは何か?

た、「来客に結びつくような仕組みを上手に掲載して欲しい」ということは、既にその仕組みを持っているということなんでしょうか? その仕組みを、ちゃんと伝わるように表現してほしいということなんでしょうか? ちょっとその辺りが読み取れませんでしたが、集客につながる仕組みを広告で表現したいのであれば、とてもシンプルです。

それは・・・

広告では、ちゃんとオファーを伝える

ということです。

オファーとは取引条件のこと。「来店してくれたら、これこれのサービスをうけられます。先着○名様限定。今なら●●も特別にサービスします」みたいな、、、。このオファーをちゃんと掲載していない広告、チラシって、ものすごく多いです。いや、掲載しているつもりなんだと思います。ようするに、魅力がなく、分かりにくいものが多い。

例えば、先日家のポストに入っていたネイルサロンのチラシ。メニューと仕上がりの写真と、料金が掲載されているだけ。このチラシに反応すると、どんな良いことがあるのか、どれほどお得なのか、というようなことが全然分かりません。良くて「こんなサロンがあるんだ〜」と思われて終わりです。

広告をつくるなら、その広告に反応してくれたら、いかにメリットがあるのか、どれだけ良い取引を行えるのか、ということを伝える必要があります。これも言語表現の問題ではなく、あるかないかの問題です。

なければ作ればいいわけです。それを考えずに、言い回しとかでどうにかしようと思うのが間違いです。広告メッセージというと、どうしてもクリエイティブな言語表現方法というイメージを持ってしまいますが、大事なのは表現方法でななく、伝える内容、「何を言うか」という中身です。