値上げしよう!
~価格競争から抜け出し、自由な価格を設定する方法~

『ホームページ作成3万円』

これを見てどのよな印象を持ちますか?

多くが「安いな」と思うか「普通かな」と思うかのどちらかでしょう。さすがに「高いな」と思う人はまだいないと思いますが、価格競争が激しくなれば、「高い」と思うことになるかもしれません。

ホームページ作成3万円。実際にやってる方がいます。本当です。この週末にお会いしました。今まで見た中でもダントツの安さです。5万円が最低でしたから。作成0円、でもランニングコストがかかります。というパターンはありますけどね。

いずれにせよ、3万円は破格中の破格だと思います。

なぜ、低価格なのか?

では、この低価格でホームページを作っている方は技術が無いから安くでやっているのでしょうか?

全然そんなことはありません。

高い技術力を持っています。デザインもHTMLのコーディングも全てやります。
追加金は発生しますが、システムまで組み込むこともあるそうです。

これで3万円からですから、お客さん側としては助かりますよね。ですが、本人は相当きついと言っていました。そりゃあ1件3万円ですから、数をこなさないとまとまった収入にはなりません。

しかも、安い金額に寄ってくるお客さんは、高い金額でも注文してくれるお客さんに比べて注文が多いそうです。あれもこれもと、安いにも関わらず色々要求してくる・・・。さらに高い金額を払った方が満足度も高いと。

価格が顧客を選んでいる

これはぼくも納得です。

安い金額で受けると、便利屋だと思われるのか、クライアントからの注文は多くなりますね。(もちろん、人にもよりますが・・・)

なので安売りはしないことにしています。

ぼくはHTMLとCSSが素人よりは分るくらい。完璧に頭に入っているわけではありませんので、いちいち調べないといけないほどです。デザインも専門的な勉強はしていません。ただ、いいと思うデザインを参考にして、似たようなものをつくっているだけです。

クリエイティブのかけらもありません。システムやプログラム関係はいっさい分りません。

でも、3万円ではやりません。

そもそもホームページを作るにしても、ウェブ上のお店として作るのではなくウェブ上の店員さんとして作るので、売っているものが違います。それは付加価値として価格を上乗せできますので、その他の弱点をカバーできるわけです。

価格を上げるとお客さんが減るのか?

冒頭の方も、価格を上げたところで注文がなくなるかというと、決してそんなことはないと思います。1件3万円なら10件受注しても30万ですが、単価を30万に上げれば、1件受注しただけで同じ売上になります。

価格を安く設定してしまうのは、結局のところ、考え方や心の問題です。提供している商品やサービスは、高額であろうと低価格であろうと実は大差ない場合も多いのです。自信がないから自分を安売りしてしまっているだけです。

価格を上げるとお客さんが減ってしまう。確かにそうです。

しかし、お客さんが減っても売上は変わらないか、むしろ上がります。余裕もうまれますし、高い金額を頂いているとうことへの責任感もうまれますので、実は安売りするよりいい仕事ができるでしょう。

価格を上げてうまく行かない場合は、マーケティングがうまくいっていないということになります。うまく行かないのを価格のせいにしてはダメです。他に理由があるはずです。価格を見直すだけで、ビジネスが一変するものです。自ら価格競争の中に飛び込むのはブラック企業だと分っていながら採用試験に申し込むようなものです。

あなたも今の価格設定、上げることはできないでしょうか?
何か付加価値としてプラスできることはありませんか?

今まで安売りしていたなら、サービス内容を何も変えなくても、価格を上げるだけでビジネスはうまく行きはじめるかもしれません。ぜひ1度考えてみてください。

 

追記

注意!これは、価値のない商品やサービスを高額で売れ、という話ではありませんので。