日本人の沸点 ~感情的に訴えるセールス~

久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか? 8月は地元鹿児島に帰省していたり仕事で京都や大阪へ行っていたので、あまり福岡の自宅にはおらず、この先週末にやっと帰ってきました。

帰省した頃はオリンピックが終盤に差し掛かっていて、過去最多のメダル獲得に向けて盛り上がっていました。その後は一転して韓国や中国(特に韓国)との領土問題がヒートアップしています。

この領土問題を見ていて思ったことがあります。それは、日本は思った以上に天皇中心の国なんだなぁということです。もちろん、個人のレベルではそれぞれあるでしょう。ですが、日本人の傾向として、そういう部分が見られた気がしました。つまり、韓国大統領が竹島に上陸した事よりも、彼が天皇陛下を侮辱するような発言をした事。日本人が韓国に対して本気でキレ出したのは、この頃からだったように思うわけです。

感覚的な意見で申し訳ない。。。

ですが、ニュースなどのコメント欄やソーシャルメディアやブログのコメントを眺めていると、どうしてもそう思わずにはいられないのですよ。

僕たちが怒っている理由

例えば、自分が直接バカにされていなくても家族がバカにされるとイラっとしませんか?

「おまえのかあちゃんデベソ」という悪口が、子供の頃流行って(?)いたんですが、直接本人を攻撃しているわけじゃないのに悪口として成立するわけです。そういう感覚に近いんじゃないでしょうか?

ってことは、日本という大家族の家長として天皇が存在するという精神構造は、今も多くの日本人の心の中に生きているんじゃないかな〜と思った次第です。自分の家の敷地内に不法侵入されるのも確かにむかつくのかもしれませんが、それ以上に家族や仲間をバカにされることの方が、怒りの度合いが強いと思うわけです。

個人的にも、「天皇は謝罪するべきだ」とした大統領の発言の方が、竹島上陸の件よりも癇に障りましたからね。どう思いますか?

復讐という動機

ところで、この行動の動機の1つには、「復讐」という心理がありそうですね。誰かを見返してやりたいとか、仕返ししてやりたいとか、、、そういった感情です。天皇陛下への謝罪要求発言に対して日本人が本気でキレるのは、「復讐」が動機になっているわけです。(後はアイデンティティなんて部分にも関係しているかも・・・)

この「復讐」はかなり強い動機で、しばしばセールスにも利用されますので覚えておくといいと思います。

いつもバカにしてくる上司を見返したいから。
自分を振った恋人を見返したいから。
自分をいじめてきた人たちをぎゃふんと言わせたいから。

このような理由で、人は何かを買ったり、参加したり、モチベーションを高めたりするわけです。

韓国側も、国民レベルでは「復讐」が大きな動機になっていると思います。しかし大統領とか政府中枢の人たちにとっては、たぶん「復讐」とかどうでもよくて、「自己保身」とか「(国家レベルで)金が欲しい」という欲求が動機になっていると思います。

「感情的にならずに、冷静に」何て事を識者は言うわけですが、なかなか難しいわけですよ。少なくとも国民感情という、個人ではなく、全体のレベルでは。

あなたも、少なからずセールスに携わるのであれば、こういう問題も、人の感情にフォーカスしてみると色々気付きがあると思います。

最後はむりくりビジネスの話題につなげた感がありますが、まぁご容赦ください。