変態クラブへ入会しました

最近、ある変態クラブへ入会しました。入会自体は無料です。でも誰でも参加できるわけではありません。色々と制約も厳しいです。この変態クラブではどんなことをするかと言うと、とてもシンプルです。まず、変態どもが興奮する “あるもの” を用意します。用意すると言っても、変態なら誰でも持っているようなものです。

これを見ると、変態クラブのメンバーはとてつもなく興奮するのです。ちなみに、それはほとんどの場合、紙媒体か電子媒体で存在しています。紙の場合は本とか、ちょっとした冊子だったり。電子媒体の場合は PDF とかです。

そんなものを手元においては眺め、あとはそこに書かれているものをカメラで撮って、Facebook 上の専用でクローズドなコミュニティにアップしていきます。ただし、写真を撮るのはその変態どもが興奮する “あるもの” そのものではないんです。変態どもは写真でその “あるもの” を撮る前に、決まってあることをします。

変態クラブの決まり事

ルール
れは、、、その “あるもの” を書き写すことです。「これはヤバいな〜」とか「この部分がたまんないね〜」とか「すごすぎ〜!」などと言いながら、書き写します。そして変態どもは手書きで写した後、それをカメラで撮ってからアップするのです。

さて、この “あるもの” がなんだかお分かりですか?

実は、変態クラブの変態どもが書き写しているものとは、広告なんです。しかも、売れている広告、結果の出ている広告です。有名な広告のコピーなどを書き写してみて、実際にその広告コピーのエッセンスを自分のものとして取り入れようというトレーニングです。

ぼくたちはこれを「写経」と読んでいます。写経と言えば、一般的にはお坊さんがお経を書き写すことを言いますよね。それと同じように、広告パーソンにとっては経典とも言える、歴史的にヒットした広告を書き写しているわけです。書き写すことで、その広告で使われている言葉や、構成、心理的な広告戦術を盗み取ろうというわけです。

反応の高い広告をつくるポイント

広告
れている広告には、決まった構成やパターン、よく使われているテクニックなどがあります。そして、広告を作る作業はゼロから生み出すものではなく、既にあるものをうまく活用するものなんです。無から有をつくり出すのではなく、自分の商品やサービスに合わせて既存の広告を活用していく作業です。ですので、既存の広告をできるだけ多く頭の中にストックしておくことが、とても大事なんですね。

まぁこういうのは広告に限りませんよね。一流の料理人は、美味しい料理の味をたくさん知っている必要があります。一流の作曲家は多くの曲を聴いて、自分のクリエイティブの源泉にします。一流のデザイナーは、一流のデザインをたくさん見て触れて体感しています。

広告も同じで、売れる広告を作りたければ、売れている広告をたくさん知っておく必要があるわけです。そのためにも写経はとても効果的です。

ただし、全くコピーライティングの知識無しに広告を書き写しても、なんらメリットは得られないので、まずはある程度コピーライティングの知識を付けてから、写経に挑戦してみてください。